BODY AND GRAVITYでは、「知る」、「気づく」、「動かす」を組み合わせた学習型整体(ロルフィング®️)を提供します。身体感覚を磨き、力を無駄なく伝えられるようになることで、競技のパフォーマンスアップ、負担のかかりづらい身体を手に入れられます。
ロルフィング®︎について →身体をイメージ通り動かすために必要な解剖学をお伝えします。関節の形や筋肉のつき方を正確にイメージできることで、無理な動きを防止できたり、1つ1つの動きが洗練されていきます。
使いすぎている筋肉や使われていない部分を知覚し、施術と共に効果的な動かし方を身につけていきます。全身を効率的に動かすには、適切な知覚に伴った身体操作が必要となります。
施術とともに正しい動きを繰り返すことで、身体の使い方を学んでいきます。ダイナミックな動きではありませんが、全身の外側と内側をつなげる動かし方や地面、空間への力の伝え方を身につけることで、効率的な身体操作が可能になります。
ロルフィングは10シリーズ(10回のセッション)を通して行われます。10シリーズは表層、深層、統合の3つのパートに分けることができ、各セッションにはテーマがあります。
最初の3回をかけて身体の前面、後面、外側面の表層の筋膜を整えていきます。
4回をかけて身体の内側(深層)を整えます。主に脚の内側、骨盤、背骨、頭までを扱います。
最後の3回で身体の外側と内側や下半身と上半身のつながりを強めていきます。
身体の表層にある筋膜に働きかけます。特に、胸郭と骨盤の周りを中心に筋膜を緩めることで呼吸がしやすくなります。
地面との接地に関わる、膝から足までを扱います。これらの部位を扱うことで足が安定し、足首が動かしやすくなります。また、セッション後半には背中の筋膜へも働きかけます。
1,2回目で扱いきれていない身体の外側面の筋膜を扱います。3回を通して前、後、外側の筋膜が整うことで立ちやすく、動きやすい身体になります。
足の内側から骨盤底までの筋膜を扱います。足首、膝、骨盤の動きがスムーズになります。足裏の内側と外側がバランスよく地面に接するのを感じられます。
背骨、骨盤、脚をつなぐ腸腰筋を動きやすくするため、体幹の前面と深部の筋膜へ働きかけます。腸腰筋が動きやすくなると、脚が背骨から動き始めるのを感じられます。
脚、骨盤と背骨周りの筋膜へ働きかけます。脚から背骨までが整うことで、下半身の中心軸が定まってきます。
背骨、首、頭の筋膜を扱います。身体の中心軸を頭まで通していきます。また、必要に応じて、腕や手へのセッションも行います。
8回目は下半身を扱います。下半身全体の筋膜や動きに統一感が出てきます。*お客様の状態によっては8回目と9回目を入れ替えることもあります。
9回目は上半身を扱います。上半身全体の筋膜や動きに統一感が出てきます。*お客様の状態によっては8回目と9回目を入れ替えることもあります。
ロルフィングの仕上げとして、必要に応じた内容を扱います。ロルフィングを受ける前に比べて、全身のバランスが向上しています。
施術後も効果が持続するような
バランスのとれた身体を手に入れること
短期的なリラクゼーションや
症状の緩和
全身の筋膜
症状の出ている箇所(筋肉、骨)
コミュニケーションをとりながら、 感覚や動きをの変化をみていく施術
受け身の施術
※ 一般的なマッサージとは全てのマッサージや整体を指しているわけではありません。
現在、日本でロルフィングを行える施術者(ロルファー™️)は約150人ほどしかいません。これはロルフィングの協会(Dr. Ida Rolf institute)におけるプログラムを修了したもののみがロルフィングを行えるためです。日本での認知度はあまり高くないロルフィングですが、海外では筋膜研究の学会にも発表をしているロルファーもいたり、保険が適用される国(アメリカ、スイスなど)もあります。最近では、グーグルの主催するプロジェクトtalks at googleでロルファーのMary BondやThomas W. Myersが講演を行なっており、一般の方にも知られる機会が増えてきました。
ロルフィングのセッションでは、施術を受けるだけでなく、身体の動きを体感していく作業も含まれます。大まかに以下のような流れで行われます。
1.問診:始めに、お身体の状態をお伺いします。過去の怪我や、改善したいこと、前回のセッション後の身体の様子など自由にお話ししていただいています。
2.身体の状態の確認:お着替えをしていただいてから、身体の状態を見ていきます。このとき、お客様自身にも身体に意識的を向ける時間をつくります。例えば、立ち姿勢で、こちらから「足のどのあたりに体重を感じますか?」、「深呼吸をするとどのあたりに呼吸が入りやすいですか?」などを伺っていきます。このようなやり取りを通じて、現在持っている自分の体の使い方や状態を確認していきます。また、許可をいただけたお客様からは記録として立ち姿の写真を撮っています。記録を取ることで、10回を通じての身体の変化を確認することができます。
3.ロルフィングのワーク:マッサージテーブルや椅子使いながら筋膜への施術をしていきます。施術の際にも動きを用いたり、呼吸に意識を向けてもらうこともあります。
4.身体の状態の再確認:ワーク終了後に再度身体の状態の確認をしていきます。施術前同様、身体に意識的を向けながら、動きや姿勢の変化を体感してもらいます。記録をとっている方は再度写真を撮ってセッションを終了します。
ロルフィングでは主に、指や拳、肘を使ってゆっくりと圧をかけたり、手のひらで触れながら、筋膜が緩んでいくのを待つといった手技を用います。どちらの場合も筋膜の柔軟性を取り戻すために行います。揉んだり、引っ張ったり、勢いをつけて矯正するようなことは行いません。お客様の体の状態や体の部位によって手技は使い分けています。筋膜に圧をかける際は強さの確認をします。痛みを感じた際は圧を弱めたり、別の手技を使っていきます。圧の強さや痛みと得られる効果は必ずしも一致しません。
初めてロルフィングを聞かれた方は10回のセッションとその費用に悩まれるかもしれません。私自身も初めてロルフィングを知ったときは、面白そうだけど色々とハードルが高いなという印象がありました。ロルフィングは受けるに連れて、身体のバランスが整ってくるので、定期的に通われているマッサージや整体に行く必要がなくなったり、その頻度が減っていきます。長期的な「投資」として考えていただけると、結果的に時間やお金においても経済的と言えます。
また10回を受けきれるかは分からないけど、ロルフィングに興味がある方には、体験セッションや最初三回の表層セッションをお勧めしています。こちらから無理に10回を進めることはいたしませので、遠慮なくお伝えください。
セッションの間隔はお客様と相談して決めています。週1回の人もいれば、月に1回の人もいます。こちらからは2~3週間に1度のペースをおすすめしていますので、10回を約半年かけて取り組むイメージを持っていただいています。
慢性的な身体の問題は偏りのある普段の姿勢や動きと、それにより固まってしまった筋膜から生じる場合があります。ロルフィングでは、それらを改善していく中で、身体が自然なバランスを取れることを目的としています。症状の根本となる身体のバランスを整えていくため、効果の持続に繋がります。
一言にロルフィングといってもロルファー(施術者)のタッチや雰囲気によって、お客様が受け取られる印象も様々です。ロルフィングは単なる施術ではなく、お客様がご自身の体と向き合っていくプロセスを提供しています。ですので、お客様にとってよいロルフィングを体験する上では、自分に合うロルファー選びは大切になります。私がオススメしているのは、候補に挙がっているロルファーの体験セッションや単発セッションを受けてみることです。ホームページやブログでは感じ取れない相性も体感できるはずです。日本ロルフィング協会のホームページでは京都、関西地区のロルファーを検索することができますので、ぜひご活用ください。
1回ごとの料金です
15歳以下の方まで
お一人様一回限り
クレジットカード、QRコードでのお支払いも受け付けています。
セッションルーム:
〒604-8173 京都府京都市中京区柿本町395 シャトレナカイ三条 202
アクセス:
京都市営地下鉄「烏丸御池駅」から徒歩3分、
阪急電鉄「烏丸駅」から 徒歩10分